「お客様いらっしゃいませ」“接客力”向上へ JR東海が駅員コンクール
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- Опубликовано: 27 дек 2024
- JR東海が若手の社員を対象にある技術力の向上を目指したコンクールを行いました。テーマはずばり「接客力」。アフターコロナを見据えてより快適に乗客に鉄道を使ってもらうための取り組みです。
「ご乗車ありがとうございます。お客様いらっしゃいませ」
JR東海が行った「駅技術向上コンクール」。県内の駅で働く若手社員が参加しました。
「12月11日に岐阜まで行くので切符を下さい」
「大人一名様の片道分のご利用でよろしいでしょうか?」
このコンクールでは切符売場と改札口の場面を想定し、仕事の正確さのほか、知識や乗客への気遣いなどを審査します。毎年行っているコンクール。2021年はこんな狙いもあります。JR東海は新型コロナの影響で稼ぎ頭の新幹線などの利用客が大幅に減りました。感染状況が落ち着く中、戻ってきた乗客により快適な鉄道の旅を提供するには、まずは社員の接客スキルを上げることが必要と考えたのです。
「明日なんですけど、静岡から福井まで行くの切符をお願いできすか?」
「かしこまりました。明日静岡から福井ですね。お乗り換えは米原経由でされますか?」
コンクールに参加する中川美紗貴さん。普段はJR静岡駅で働いています。
<同僚>「学割が付かない案内があったが、なんで付かないのかなどが明確で、分かりやすかった」
<上司>「どうしたらお客様に伝わるかを考えてやっている。そのような所は、みんなも意識しながらやりましょう」
練習を重ね、意見交換をする。自分のやり方を見つめ直す絶好のチャンスです。
<静岡駅 中川美紗貴さん>「本番に向けていい調子になってきたと思います」
いよいよコンクール本番です。
<コンクール本番での静岡駅 中川美紗貴さん>「お伺いしたいことが一点ございまして、富士宮から静岡は自由席ご利用いただいて、静岡から名古屋は新幹線自由席、名古屋から高山お乗り換えいただいて、全て自由席、片道のご利用でお間違えないですか?」
中川さんが一カ月にわたる練習で感じたことを本番でうまく生かせるか。これが普段の接客にもつながっていきます。
中川さんは切符売り場部門で最優秀賞を受賞しました。
<静岡駅 中川美紗貴さん>「静岡駅を使って良かったと思ってもらえるような駅にしていける社員になりたい」
<JR東海静岡支社 藤川恵司運輸営業課長>「駅の社員はお客様との最前線に立つので、駅の社員の一言一言、接客の一つ一つがお客様の旅行に対して、鉄道に対しての印象に大きくつながる」
思い出に残る鉄道の旅は、自分たちの接客から始まる。若手鉄道マンは、心新たに仕事と向き合います。
12月14日 SBSテレビ「ORANGE」放送
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